米ドルには要注意!世界で最もFX取引されてる通貨の特徴

全通貨のなかで、世界で最も取引されているのが「米ドル」 (以下「ドル」とも書きます)。
ユーロ/ドルに次いで取引量が多いのがドル/円、その後はポンド/ドル、豪ドル/ドル…と、ドルを一片に持つ通貨ペアが取引高ランキングの上位を占めています。

経済大国アメリカ、と称されるように、世界経済で大きなシェアを占めるアメリカの通貨が多く取引されることは必然です。

そこで今回は、そんな米ドルについて、その特徴や他商品との関連性についてチェックしていきましょう

■米ドルの特徴とは?

世界の基軸通貨の一つであるドル。そんなドルの特徴とは何なのでしょうか?
基本的に通貨の特徴はそれ単体と言うより「通貨ペア」で見た方が良いのですが、ここではドル単体の性質について見ていきます。

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まず新興国に比べ経済が安定しているアメリカ・日本などの通貨は有事の際に安全資産として買われることがあります。
新興国経済が停滞の兆しを見せた場合や、戦争やテロなどにおる世界的リスクが発生するとこういった通貨が買われることが多いです。
(このあたりは詳しく後述します)

なお、こういった場合ドル/円はどのような動きをするかと言うと、大抵ドル売り円買いに傾きます。
世界の中で最も安全通貨と考えられている…と考えることも出来ますが、どちらかと言うと「投機的な動き」で消去法として円買いがされる、と考えていた方が良いでしょう。

また、先に書いたように新興国と比較して経済が堅調であるアメリカの通貨ドルは、他通貨にくらべ安定的な動きを見せるといって良いでしょう。

新興国通貨はスワップポイントも高く、またボラティリティ(値動き)も大きいため投機的な扱いを受けるのに対し、ドルは単純に投資先として見られることが多いです。
我々日本人にとってはドル/円は最も馴染み深く、かつトレードを行いやすい通貨ペアであると言うことが出来るのではないでしょうか。

■リスクオン、リスクオフと米ドルの関係性を理解しよう

この項目ではリスクオン・リスクオフの際にドルがどういった動きをするか?ということについて考えていきます。

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まず「リスクオン」「リスクオフ」といった言葉の意味ですが、「リスクオン」とはリスクの高い金融商品に資金が向かう状況のことを指します。リスク選考と言い換えることも可能です。逆にリスクオフはリスクの低い金融商品に資金流入が起きるときのことを指します。リスク回避とも言いますね。

先の項目に「戦争や戦争やテロなどにおる世界的リスクが発生すると安全通貨が買われることが多い」と書きましたが、これはリスクオフの一例。
この時には株が売られ、金や国債などが買われるケースが多いです。当然商品を買う人は損を避け利益を得ようと思っているのですから、後者のような商品が安全だと考えられるというわけですね。

逆に新興国が高い経済成長率を見せていたり、世界経済が安定的な動きを見せているとリスクオンの流れが起きます。
安全資産より利回りが得られそうな株や新興国通貨が買われ、相対的に他の商品や通貨は売られるでしょう。ドルも売られ、ドル安が起こることが考えられます。

■ドル安は何を意味するのか

自国通貨安、というのは輸出国にとってはプラスの要因のひとつとして考えられますから、経済にも好影響、株価にも好影響を与えます。
「アメリカの通貨の価値が低くなる」ことがドル安で、これだけ見るといい印象を受けませんが、多くの場合ドル安は好材料として認識されます。

そのため株高とドル安には相関性があり、米国株が上がればドル安が起きる、ということも多々。(その逆も然り)
これに限らず、「この通貨が売られると他の通貨・商品はどういった動きを見せるのか」を考えることは重要であると言えるでしょう。

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